玉杢の中でも最上の如輪杢・・・
如輪杢(細かな玉杢)とは、石間の土壌にしか育たない欅らしく由緒正しい木であったようです(石間と言えば神社仏閣内にあった欅となるのでしょうか・・・)。こんな贅沢な仕事は、もう出来ないでのでしょうか・・・いづれにしても、何事も勉強です。
如輪杢板材の状態 家で乾燥
青いテープの所で、もったいないが切りました。幅は4尺(120センチ)くらいはあったでしょう。世の中に、こんな板があること自体が不思議でした。厚みは30ミリ弱で、框机を造るには最適な厚みでした。自分で汗をかいて歩いて探せばあるものなんだ!、と、つくづく思いましたが、値段はさすがに。依頼主が銘木店主人との交渉の手ほどきまでしてくれましたが、交渉はそんなに簡単なもんじゃありませんでした・・・