扉を閉めた厨子
奈良時代には、経巻書籍などを納めておく箱形のものを厨子と呼んでいたらしく、大切なものを入れる箱といったことだったのでしょうか・・・法隆寺の『玉虫厨子』 正倉院宝物殿の『欅赤漆文灌木厨子』はともに国宝、漆の世界の名品として有名です。
*次は、木地作りが面倒にはなりますが、正面の扉を幾分アールをつけ穏やかにしたいと考えています。
*次は、木地作りが面倒にはなりますが、正面の扉を幾分アールをつけ穏やかにしたいと考えています。
厨子の中に、中国の西域石窟の壁画を嵌め込んで・・・
親しい知人に無理言って譲り受けた中国シルクロード西域の壁画でしたので、自分の為に創った厨子です。ちなみに、その後、中国人の美術愛好家が来店したので観て頂くと、どうも「偽物ではないか?・・・」とのことでした。『己の宝は 己の内に眠る』、それでいい。ラピスの青色が綺麗です。